「ナイキ(NIKE)」が、新作のランニングシューズ「Nike Air Zoom Alphafly NEXT%(ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%)」を発表し春頃にリリースするとアナウンス。
Nike Air Zoom Alphafly NEXT%
アルファフライは、「ヴェイパーフライ」シリーズの後継モデルとして開発。エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が昨年10月にウィーンで開催されたフルマラソンにおいて、非公式ながら2時間切りを達成したレースで着用したシューズの市販モデルとなる。
アルファフライは1978年の誕生以来ナイキのイノベーションを象徴する素材「ズーム エア」を採用。むき出しになったズーム エア ポッドが前足部に2つ並べて配置されているのがデザインの特徴で、これによりクッショニングとエネルギーリターンの最大化を図る。かかと部分には「ズーム X フォーム」を増量し、靴底の厚さは40mm以下(26.5cm計測時)となっている。
ミッドソールにはスムーズな体重移動で走りに推進力を与えるカーボン ファイバー プレートを1枚搭載しているほか、アッパーは現行モデルの「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」が織り素材の「ヴェイパー ウィーブ」なのに対し、高温多湿な気候のレースでの着用を考慮した通気性のある編み素材の「アトムニット」を採用。耐久性が向上しており、寿命も従来のモデルよりも長くなっているという。
トレーニング用では「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」が登場。プレートはカーボンではなく合成素材で、「ズーム X」が中足部と前足部のプレートの上に配置されている。衝撃からの保護と耐久性を高めるために、かかと部分には「ナイキ リアクト フォーム」を採用。アルファフライと同じエア ポッドが前足部に使用されている。
デザインは両モデルともアッパーはブラック、ソールはネオングリーンのカラーリングで仕上げられている。
厚底シューズを巡っては五輪および五輪選考レースにおいて着用が容認されるか各メディアや専門家の間で議論が白熱化。先日、世界陸連が発表した新規定に新製品であるアルファフライが抵触するかにも注目が集まっていた。ナイキでは靴底の厚さおよびカーボンプレートの使用枚数共に規定に沿っているという認識。
箱根駅伝でも話題になり、陸上競技全体へ反響のあったナイキのマラソンシューズには色々な意味で今後も注目していきたいですね◎
マラソンシューズなので正直一般人には無縁な気がしますけど…